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コラーゲンペプチドの美肌有効性

コラーゲンペプチド経口摂取による美肌有効性については、複数の独立した研究機関で試験が実施され、角層の保湿状態の指標である角層水分量を増加させる効果があることがわかっている。また、ハリの指標である皮膚弾力性も改善することもわかっている。

1) 健常成人女性39 (2030) (試験群20) を対象とした二重盲検試験において、コラーゲンペプチド10 gを含む飲料を毎日摂取させ、30日後と60日後の電気伝導度を測定した結果、30日、60日ともに対照群に比べてコラーゲンペプチド摂取群において電気伝導度の平均値が高かった。すなわち、コラーゲンペプチド摂取によって角層水分量は増加していた。

2) 4044才の女性20人に豚皮由来コラーゲンペプチド (分子量3,0005,000) を1日9 g8週間摂取させた二重盲検比較試験では、頬や目尻の角層水分量が有意に増加し、また,角層状態や皮膚表面の写真評価もコラーゲン群の方がプラセボ群よりも良くなる傾向があった。

3)健康女性44名を被験者として、コラーゲンペプチド含有⾷品を8週間連続摂取させ、粘弾性を中心とした肌への状態に及ぼす影響について、⼆重盲検法により調べた結果、肌の粘弾性が改善した。また、ビジュアルアナログスケールを用いた自覚症状においても、化粧のり・化粧保ち、すべすべ感、毛穴の項目で改善を確認した。

4) 2545才の女性214人を5群に分け。魚鱗コラーゲンペプチドを1日2.5g5g10 g4週間摂取させた二重盲検試験では、プラセボ群、魚鱗コラーゲンペプチド摂取群ともに角層水分量の増加が認められたが、その変化量の群間比較では、魚鱗コラーゲンペプチド5g摂取群、10 g摂取群にWilliams検定でプラセボ群との有意差が認められた。

5) 3555歳の女性69人に豚皮由来コラーゲンペプチドを12.5 gまたは5 gを8週間摂取させると、いずれもプラセボ群に比べ48週目に肌の粘弾性に改善がみられた。さらに,50歳以上の層別解析において、肌の粘弾性と角層水分量の改善がみられた。

その他、爪を強くする効果、指の血流量を増加する効果、細い毛髪を太くする効果などが報告されている。