インナービューティー

睡眠と美肌

睡眠不足が美容の大敵であるといわれるが、じゅうぶんな睡眠は、健やかで美しい肌に欠かせない。皮膚の細胞の分裂、再生は成長ホルモンの分泌により促進される。成長ホルモンの分泌は、体内時計(サーカディアン・リズム)に影響され、1日のうちでもっと分泌されるのは、寝入りばなの眠りに落ちてすぐのノンレム睡眠の時間である。たとえば午後11時くらいに寝る人の場合、ノンレム睡眠の現れやすい時間帯は、午前0時から午前1時までの間である。成長ホルモンは細胞の分裂を促し、皮膚の再生活動を盛んにする。眠らないと成長ホルモンは分泌されず、皮膚の再生が行われない。就寝時間が不規則な生活を続けると、体内時計が乱れ、免疫力の低下や自律神経の乱れ等を引き起こし、肌にもさまざまなトラブルを生じてしまう。男性ホルモンの分泌が促進され皮脂過剰からにきびができたり、ターンオーバーの乱れから肌がくすんできたりする。

コラーゲンには35%のグリシンが含まれており、コラーゲンペプチド摂取による美肌効果を考える上で、グリシンの生理効果は無視できない。グリシンは最も小さいアミノ酸であり、非必須アミノ酸のひとつである。

グリシンには「睡眠の質」を改善する作用があることが報告されている。就寝前にグリシンを摂取したときには自然な深い眠りへすみやかに移行する。また、翌朝の疲労感や全般的気分の向上が認められている。